2011年

5月

22日

今日は「国際生物多様性の日」!

みなさん、今日は何の日だか知っていますか? 

(って題名に書いたんでしたね。。)

 

生物多様性とは、ざっくり言えば

 

 地球上には様々な種類の生き物がいて、

 生き物には様々な個性があって、

 そして様々な生態系も存在して、

 それらが複雑につながりあって存在している…

 

という状態を表す言葉です。(全然ざっくりにならない…)

 

そしてなぜ5月22日がそうなのかというと、ちょうど18年前の今日

地球上の生き物・生物多様性を国際的に守っていくための条約

生物多様性条約発効採択されたからなのです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/bio.html(外務省)

 

生物多様性条約といえば

去年名古屋で条約の10回目の締約国会議COP10が開かれましたね。

テレビでも生物多様性の言葉を良く耳にしたと思います。

 

COP10最終日の全体会の様子
COP10最終日の全体会の様子

ところでこのCOP10で決まったこと、知っていますか??

 

主なものを言うと、COP10の会議では、名古屋議定書愛知目標

そして資金メカニズムの実施に向けた取り決めが採択されました。

 

そうこの「愛知目標」の話がしたかったのです←

 

「愛知目標」とは

 今後10年間、どのように生物多様性を守っていくのか?

 ということを書き記した国際的な目標です。

 

僕はこの目標の議論を、若者の視点から追っていくという

キャンペーンに参加していて、

その時担当していたのが海の生物多様性に関する目標だったのです!

 

↓↓↓

新戦略計画(愛知目標、2020年目標)

目標6

 

2020年までに、

すべての魚類、無脊椎動物の資源と水生植物が持続的かつ法律に沿って

かつ生態系を基盤とするアプローチを適用して管理、収穫され、

それによって過剰漁獲を避け、

回復計画や対策が枯渇した種に対して実施され、

 

絶滅危惧種や脆弱な生態系に対する漁業の深刻な影響をなくし、

資源、種、生態系への漁業の影響を

生態学的な安全の限界の範囲内に抑えられる。

(環境省仮訳)

 

原文

Target 6
By 2020 all fish and invertebrate stocks and aquatic plants are managed and harvested sustainably, legally and applying ecosystem based approaches, so that overfishing is avoided, recovery plans and measures are in place for all depleted species, fisheries have no significant adverse impacts on threatened species and vulnerable ecosystems and the impacts of fisheries on stocks, species and ecosystems are within safe ecological limits.

(条約HP:http://www.cbd.int/sp/targets/

 

 

・・・連日の議論の末、

最終的にはこんな長ったらしい目標になってしまったのですが、

ここには「過剰漁獲」を避ける、であるとか「漁業の深刻な影響」をなくす

であるとか、結構重要な要素が入っているのです。

 

もともとこの目標の以前には、

ほとんど達成できなかった「2010年目標」という目標もあったのですが、

そこでは「過剰漁獲」といった具体的な要素までは踏み込んでいませんでした。

 

 ~今回こそ失敗はできない~

愛知目標は「国」だけでなく「民間企業」や「市民」も 

主体的に動いて達成すべき「みんなの目標」です。

 

この目標6に書かれた内容を見事達成するには、

消費者一人ひとりが、水産資源の現状に目を向け、

意識をもって選択をしていくことが不可欠なのではないかと思っています☆

(YUKIO)

 

問題をもうちょい詳しく知りたい方→水産資源「何が問題?」